ことり通信

地域ならではのすてきなものや旅のことをつらつらと

ほぼ初めての海外は女香港一人旅(準備編)

2019年7月9日から12日まで、香港に行ってきました。タイトルの通り、私にとってこの旅は、20数年前の子ども時代、家族でハワイに行った以来の海外旅行でした。国内では一人旅が普通の私にとって、それが海外であれいつもと同じスタイルで旅をすることは自然の流れ。ということで、ほぼ初めてゆえの海外一人珍道旅の記録を残します。

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一人で海外へ行きたいけれど不安な人(特に女性)、香港への旅を計画している人、旅の話が好きな人など、誰かに少しでも役にたつことがあったらとの思いと、自分の備忘録も兼ねて。

 

香港に決めたのは、そこそこ安い・食事が合いそう・デモの報道があったから

こんな動機は色々な方からお叱りの声を受けそうですが、香港へ旅に行ったのは、最初に「海外一人旅をする」ことがあり、行先がたまたま香港だったという流れでした。

私は7月6日まで、TABIPPOという若者の海外旅行を後押しする会社が運営する「旅大学」の中の「世界一周ゼミ」に参加していました。世界一周ゼミはその名の通り、世界一周を夢見る人達が集まって情報交換する場です。全4回あったゼミで、旅の技術や世界一周を経験したゲストの話などを聞きつつ、自分にとっての旅や幸せが何かを考える機会も設けられました。そして最終日には、参加者がゼミを通して考えた世界一周のプランや、各自にとっての旅論などを発表しあいました。

 

その日までに私が考え、決めたことの1つが香港へ一人旅をするということでした。世界一周ゼミに参加しながらも、海外への不安で動けない自分がいる、それならとりあえずどこか海外へ行ってみよう。ならば安くて、近い所がいい。治安は問題ないけれど、どこか混沌とした空気感もあるところ。タイ、台湾、韓国が浮かんだ中、ふと、しきりにデモのニュースが報じられている香港はどうだろうとの思いがわきました。タイも韓国も料理が合わないし、台湾は日本の観光客に慣れすぎていそう・・・

一国二制度という日本にはない政治体制で人はどんな風に暮らしているのか、何を思っているのか。デモに参加する人の熱量は。6月末、HISがしきりに最終バーゲンをうたっていたのも重なり、一気に海外への思いを熱くした私は、世間が夏休みに入る前の時期に香港へ行くことを決めました。

 香港航空の機体尾翼と沖縄の離島。飛行機から陸地が見える時のワクワク感ってなんなんでしょう。

 

エクスペディアで航空券とホテルのセット(38408円)を申し込む

できるだけ安く費用を抑えたいと考え、まずHISのバーゲンを見てみました。が、安いのはタイのバンコクや台湾。あるいは8月以降など、私が考えているよりもっと先の時期ばかりで、こちらの要望と合致しません。トラベルコやトラベル.JPなど、ツアー旅行系の比較サイトで完全フリープランのものはどうかと検討しましたが、よく見ると「燃油サーチャージや空港使用料が別にかかる」との記載があり、格安航空券と宿を直接手配するのが安いのでは、との結論になりました。

 

そこで次にスカイスキャナーなどの航空券の比較サイトをチェック。確かにいわゆるLCCも検索されるのですが、私が行きたい時期はフルキャリアと呼ばれる航空会社とLCCで値段が変わりません。LCCを使った経験がない私は、その真偽を確かめるため、日本~香港間を飛ぶLCCのサイトも直接確認しましたが、やはり結果は同じでした。

 

それなら、航空券と宿をセットにしたプランが一番安いだろうと考えた末に行きついたのがエクスペディアです。結果は大正解。往復航空券34010円、3泊の格安ホテル代4398円、MTRエアポートエクスプレス往復運賃2226円(全て税込)で手配することができました。ホテルのグレードや手配時期など求めるものによって合う合わないはあると思いますが、宿もいくつかの候補から選べて、航空券に付随する諸税やサービス料も含まれた価格が表示されている点、総合的に考えて私はエクスペディアで良かったと思っています。

(とは言っても、最終的な通知ページに、料金の内訳が「小計」と「税およびサービス税」としか出ないのは「本当に航空券関連の追加料金はかからないのか」と不安になりました。カスタマーセンターに問い合わせても「航空券とホテル代の内訳は答えられませんが、オプションは全て税込です」との言葉だけ。後日クレジット会社からの請求で「航空券代とそれ以外の料金」が明細として表示されていて、やっと安堵できました。懇切丁寧な日本式サービスとの違いを出発前から感じることとなりました。)

 

ほぼ初めての海外に、不安がありすぎた私の解決策とその結果

小学生の家族旅行以来の海外、しかも一人旅!ということで、出発まで様々な不安がありました。

1.無事、飛行機に乗り出国できるのか。

基本中の基本ですが、国際便なので搭乗や入国時の手続きが国内より複雑です。そして、国内便さえ2、3回しか経験がない身としてはその壁はあまりに高く感じました。というのも、前回国内便で飛行機に乗った際に危うく乗り遅れそうになった経験があり、もはやトラウマ化していたからです。詳しくは別の記事で書く予定ですが、手荷物検査に思いのほか時間がかかった結果、CAの方にターミナル内でフルネームを叫ばれ、あげく搭乗ゲートが締め切られた(と思われ、)バスでピックアップされる経験をしたことがあります。「国際線で同じことになったら、今度は容赦なく置いて行かれるのでは・・」と思うと不安で仕方ありませんでした。

 

!解決策!

空港に早すぎる位に到着する、という当たり前すぎる方法をとることにしました。とにかく飛行機に乗るまで心配で仕方がなかったので、行きは成田空港に前泊する体制をとりました。これで、空港に着く前の電車遅延などの心配もありません。

 

◇結果◇

大正解でした。朝起きられるかという別の心配がでてくる始末でしたが、無事に目も覚め、時間内に搭乗することができました。懸念していた手荷物検査も、液体の持ち込み方法や重量など、入念に調べていたためか何の問題もなくあっさりスル―。荷物はすべて機内持ち込みにしたので、液体類はいつでも取り出せるよう、塗り薬・リップ・化粧水など1つにまとめて待ち構えていましたが、取り出している人は皆無。乗り慣れている方からしたら笑われそうですが、正直拍子抜けでした。

成田空港のチェックインカウンター。この先が心配で仕方なかったんです・・・

2.モバイルWi-Fiをレンタル?現地Wi-Fi?フリーSIM?ネットはどうする?問題

普段格安スマホを使い、ライトユーザーの身からすると、短期の海外旅行ではモバイルWi-Fiをレンタルすることが一般的とされていても、そのためだけに費用をかけることが正直もったいなく感じました。香港へ行った方の経験談を読むと、町中にフリーWi-Fiがあり、たいていのホテルにも完備されているとのこと。実際私の宿泊予定だった格安ホテルでも、ロビーに限らず各部屋で問題なくWi-Fiが使えるとの口コミがあり、ぎりぎりまで悩みました。旅慣れた方は現地でSIMカードを購入して対応するとも聞いてましたが、「短期ならむしろ割高になることもある」と聞き除外。その方面はあまり得意ではない上、出発まで時間がなかったのも大きかったです。

 

ひとまず、旅大学でゲスト登壇された世界一周経験者・LトラベラーのRIEさんらの助言により、レンタルWi-Fiの「イモトのWi-Fi」と「グローバルWi-Fi」の2社で見積もりをとってみたところ、香港は4日間(速度・容量ともに最小プラン)で4000円程することが判明。格安スマホで毎月3000円前後しか払ってない立場では正直、躊躇しました。不安なのは交通機関の乗り継ぎでしたが、香港は切れ目なく地下鉄や路面電車、バスが走っていることは事前に調べていました。それならフリーWi-Fiで乗り切れるかもしれない。むしろネットのない旅も非日常でいいかもしれない。心は揺れました。

 

!解決策!

様々な旅の先輩方のブログから情報収集していると、サイト内の広告経由で割引になるキャンペーンがあることが分かってきました。イモトのWi-Fiは500円オフ、グローバルWi-Fiは5%オフ。(私はRIEさんの記事  料金シミュレーション済!海外旅行におすすめのレンタルWifi | Lトラベラーからキャンペーンを使いました。)また、よくよく公式サイトを見ていると、グローバルWi-Fiは期間限定で通信料が20%オフになるキャンペーン中であることも分かりました。

 

◇結果◇

広告経由の5%+キャンペーン期間の20%オフを使い、3980円が2546円まで安くなったので、グローバルWi-Fiをレンタルすることにしました(安心補償パックは、別に加入した海外旅行保険の「たびほ」で賄えることが分かったので、外しました)。

行ってみて一番使ったのは、やはり地図を含めた移動手段の情報調べでした。香港は交通網が発達していますが、バスやトラムなどローカルな交通機関を使いこなすのに、グーグルマップはとても役立ちました。トラムなどは専用サイトもあるのですが、私は正確な時間を気にする必要も特になく、あらゆる交通機関が朝5時すぎから深夜1時ころまで動いていたので、グーグルだけで事足りました。

空港で渡されたモバイルWi-Fiセット一式。コンセントの変換アダプター入りでした。

 

地理や言語に強い方、旅慣れた方や非日常を楽しみたい方などは、いざとなれば町中にフリーWi-Fiも飛んでいたので、香港ならなくても過ごせてしまうのではないでしょうか。使用頻度は少なかったですが、途中でダウンロードしたグーグル翻訳アプリは「いざとなったらこれがある」と思えて心強かったです。

 

3.両替は?カード払い?現地での支払い問題

一番未知の領域でした。なにせ、子供の頃ハワイに行った際は親任せです。まるっきり初めての経験なので、とにかくネットで情報収集&海外旅行へ行った友人らに生の情報を求めました。一般的に言うと現金は最低限しか持ち歩かず、あとはクレジットカード払いということは聞いていましたし、友人らもそうしていました。普段現金派の私はそれも少し抵抗がありましたが、背に腹は代えられません(大袈裟ですが、本人至って真剣)。

 

あとは両替問題ですが、今は現地のATMで現地通貨を引き出すという方法があることを知りました!これもつまりはクレジットカードのキャッシング機能(つまり借金)、あるいはデビットカード、国際キャッシュカードなどを使わなければなりません。私の手持ちは即日発行で有名な年会費無料のクレジットカード、「一枚くらい持っておくか」と作った通販サイトのデビットカードのみ。10日後に出発日を設定した人間にこれ以上カードを作る猶予はありません。カードで現地通貨を引き出すのは確かに煩わしさもなく良いことばかりに思えました。ただ、キャッシングは借金である以上利息が付きます。そしてネット上では、海外のATMでカードが戻ってこない、スキミングの被害にあうなどネガティブな情報があふれていました・・・

 

!解決策!

スキミングの手口やキャッシングの繰り上げ返済などの情報を得て、とりあえず空港で最低限の現金をATMで引き出すことにしました。スキミング加工がされやすいATMを避けるため、銀行内や警備員がいるなどセキュリティー面が担保されている場所を選んだ結果、まず空港内で有人のATMを使って試すという一つの結論に(もちろん海外でのATM操作画面も下調べして)。そして、町中の両替商も使うことで旅の醍醐味を味わいつつ、レートを比較してみようと考えました。

 

◇結果◇

空港内ATM でクレジットカードを使い(JCB系列のデビットカードは非対応でし た。)、800香港ドル分出金した現地通貨は(ホテルのデポジット用に多めに引き出しました。)、帰国後確認したカード会社の明細によると、元金11165円、利息16円とあったので、利息をひいた純粋なレートは0.07165香港ドル/円≒約13.956円/香港ドルでした。

一方、香港を良く知る旅大学で知り合った方に教わったように、町中の両替商で5000円分を両替した際は、361.80香港ドルを受けとったので、レートは0.07236香港ドル/円≒約13.819円/香港ドル。旅人のバイブル「地球の歩き方」おすすめのチョンキンマンションにある数多くのインド系両替商のレートを見比べ、恐る恐る(表面上はあくまで堂々と)試してみました。

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チョンキンマンションにあまたある両替商。レートの良さからここを選びました。

 

旅の先輩が言うように手数料がなく、レートも空港より良かったので、いわゆるぼったりに合わないよう両替の紙幣が渡されたらその場で確認する(そのために現地の通貨に慣れておく)、違ったら臆せず言う、現金はすぐにしまう、などに気をつけながら使ってみると、海外旅行初心者の方は一つ壁を超えた感覚になれると思います。ただし、私のように少額の方はあまり差を感じられないので、とにかく両替の回数を減らすのが一番いいのかもしれません。

 

最後に出国前、時間の節約も兼ねて、レートが悪いと聞いていた空港内の両替窓口も使ってみました。ここでは逆に香港ドルから日本円に両替。464.34香港ドルが6000円に戻ってきたので、レートは0.07739香港ドル/円=12.922円/香港ドル。一見いいレートに見えましたが、日本円に戻す両替なので、数字は逆にとらえる必要があります。他と比べていないので何とも言えませんが・・・曖昧な記憶では、やはりチョンキンマンションのレートの方が良かったと思いますし、思わぬハプニングもあるので(香港編最終日に書きます)、時間のある方は町中の両替商で替えてしまった方がいいように感じました。

 

4.貴重品管理問題!防犯のために購入したのはセキュリティポーチ・南京錠・ワイヤー

どれだけ心配が尽きないのか、と自分でも突っ込みたくなりますが、最重要ポイントだと思っています。特に女一人旅なので、用心しすぎることはないのではないのか、と調べ尽くしました。

 

!解決策!

基本である分散管理を徹底しました。現金、カード共に複数箇に分けて持ち歩き、貴重品は人目にふれないようにすること。具体的にはアマゾンでスキミング対策可能なセキュリティポーチ「LiberFlyer セキュリポを購入し、メインの貴重品管理に使用。日本円・香港ドル・パスポート・クレジットカードを入れて、就寝時も入浴時も24時間肌身離さず腰に巻き(入浴中はシャワールームに持ち込み)、洋服で上から隠していました。

他に無印良品で購入した小物入れに、香港版Suicaであるオクトパスカード・日本円を入れ、伸縮型ストラップでショルダーバックのチャックとつなげた上でバックの中にしまっていました。さらにチャック部分と小物入れ自体のチャックに鈴をつけ、開閉するたび音がするようにしていました。3点目はパスポートと個人情報を記したメモ書き・日本円を、社員証などを入れるストラップケースに入れて首から下げ、服の下に隠していました。


 

取り出す機会の多い、オクトパスが入った小物入れは、カバンとストラップでつなげた上に鈴をつけて。

 

また、デジカメは場合によってリュックの中に入れることを考え(ショルダーバックに入らない合羽・折りたたみ傘・羽織り・薬や裁縫道具・飲み物・おかしを入れていました。)、チャックにはいつも南京錠をかけていました。デジカメ以外は盗まれてもダメージが少ないものなので、この南京錠はあえて百均のものを使ってみました。また、スマホも無印の小物入れ同様に、伸縮型ストラップをつけていつもショルダーバックとつながっているようにしました。

今回泊まった格安ホテルは女性限定2人用ドミトリーだったので、常時部屋に置いていたソフトキャリーケースにも南京錠をかけました。こちらはアマゾンで購入した4桁の暗証番号タイプ「サンワサプライ SLE-5L eセキュリティ(ダイヤル錠小)」。アメリカ旅行必携で、流通の多いTSA対応型も検討しましたが、「マスターキーが出回っている」という真偽不明ながら本当だったら恐ろしい情報を目にしたので、あえて非対応型のものにしました。そのうえで、やはりアマゾンで購入した4桁暗証番号タイプのワイヤー「サンワサプライ eセキュリティ(ワイヤーリール式ダイヤル錠) SLE-11LNでぐるぐる巻きにして家具などと固定し、荷物ごと持っていけないようにすることにしました。

 

 ◇結果◇

夜10時頃まで出歩いていることもありましたが(ただし観光客が多く集まるような明るい場所や大通りのみ)、危ない目にあったり危険を感じることはありませんでした。夜は行かない方がいいとされる地域も昼間に歩いてみましたが、平日の午前中だったせいか人もまばらでした。

デジカメは時間帯や歩くエリアによって、リュックにしまったり外に出したりを区別していました。夜8時以降に歩いたり昼でも裏路地を歩く時はしまうことにしていたのですが、実際には時間がたつにつれてこの自分ルールを破ることもありました。それでも危ない目に合わなかったのは、ただ運が良かっただけかもしれませんし、私が主に散策したのが香港島の中心部をメインとしていたからかもしれません。絶対はないし日本以上に安全な場所はないと思うので、海外ではいつも気を抜かずにいることが大切だとやはり思います。

 

一点予想外だったのが、ホテルでは暗証番号タイプのワイヤーがほぼ役にたたなかったことです。ホテルの家具やドアを抑えるストッパーなど、固定できるものが何一つとしてありませんでした。

仕方がないので、寝る時はカメラをキャリーケースに入れて南京錠をし、形だけでもとワイヤーをかけておきました。あとは同室となった中国の女の子に前のめり気味に話しかけ、友情を育むよう努めました。ひどいケースではホテルのスタッフが盗むとも聞いたことがあったので(香港ではないかもしれませんが)、ホテルのスタッフにも自分では信じられないくらい話かけました。「スタッフの対応がいい」という口コミを一つの基準に選んだホテルだったので、一応の信用はおいていたのですが、話してみたらそんな心配は全く不要。日本語を話せる若い女性スタッフには、終始旅の相談にのってもらいました。AKBファンで日本好きという彼女の名前や連絡先を聞けなかったことが、心残りなほどです。

 

成田空港内前泊は、24時間OKの第2・第3ターミナル間の北ウェイティングエリア

前出したように、「出国の飛行機に無事乗れるか心配」対策として、私は空港に前泊することを決めました。LCCの発達で「空港内に泊まる人が結構いるらしい」との情報は聞いていたので、ネットで情報収集すると、すぐに「北ウェイティングエリア」というキーワードが出てきました。

実際に使用された方の詳細なブログを読むと、16畳ほどの畳スペースで横になれたり、トイレ、充電用コンセントも完備されている模様。場所はこちら↓

www.narita-airport.jp

を見ても、行ったことのない人間にはよくわからなかったのですが、「とにかく第2ターミナル1階から近そう」という結論に。

香港へ発つ便は第1ターミナルでしたが、とにかく安くしっかり眠れる場所を確保したかったのと、未経験の秘密の?場所に興味をひかれたので、近くのカプセルホテルなどは予約せず、無料で使えるありがたいスペースで一夜を過ごすことにしました。場所がやはりわかりにくかったので、写真でご紹介します。

 まずは第2ターミナル1階を第3ターミナル方向に進み、外に出ます(ここが重要!)。

 

第3ターミナルへ続く青いラインに従い、通路を5分程?(記憶が曖昧ですが思ったより遠かったです)進みます。

本当にあるの?と心配になってきたあたりで、通路の壁の途切れた場所が出てきたら、右方向を見ましょう!

右手奥まった場所に「北ウェイティングエリア」が建っています!

 

夜行くと、周囲も暗くはっきりした案内板はないので見落とすことが多いと思います。成田空港のサイトを見ると、第2ターミナルの建物内を通って行けるのかと思ったのですが、私が見た限りでは、できないようでした。一度外にでて、「本当にあるのかなぁ」と不安になってきた頃、遠慮がちに大きなプレハブ状の建物が表れます。できれば大きな声で知らせないでほしいな、という感じのひっそりとした佇みです。

ちなみに、建物内にパンやお菓子、飲み物類の自販機はありますが、食事をしたい方は第2ターミナル内のコンビニや吉野家で購入されることをお勧めします。夜10時過ぎに着いた時は、寝床は十分確保できましたが、食事をしてる方は皆無でした。

 

ここでも事前に購入した、南京錠とワイヤーを使って防犯対策をしました。この時、ワイヤーは寝床としたクッション性の大き目イス(適切な単語がわかりません)の脚にかけることができ、十分に期待通りの役割を果たしてくれました・・・   

 寝床となってくれた大きなイス。左側の一般的な背もたれつきのイスに頭をのせて寝ると、ぴったりなサイズ感でした。建物全体は24時間灯りがついていますので、気になる方はアイマスクなどを。

  

長い準備編になってしまいました。。

次の記事でやっと香港へ向かいます。旅はこれから。香港編へつづく・・・